寝れないほどの肩こり

肩の症状バナー
  1. [男性 32歳] [職種:事務系添削業務]
  2. 発症歴:1か月(肩こりは数年前から)
  3. 病院通院歴:あり(MRIにて異常なしと判断される) 幼少期:小児喘息
  4. 運動習慣:サイクリング(通院時は中止)
  5. 通院回数:8回(週2回)

発症のきっかけ

添削業務が長くなってきてからと思います(約5~10時間/日)。とのことです。

主な症状

  1. 右肩(僧帽筋停止部)の痛みが辛い。
  2. 首の両回旋可動運動で患部が痛い。
  3. 首の左側屈可動運動で患部が痛い。
  4. 腰痛も数年前からある。
  5. 右肩を挙上すると首に痛みが走る。

回復履歴

【初回】

姿勢分析にて、胸郭の左方側方隆起が認められる。

触診にて右僧帽筋のスパズムが局所的に顕著なのを確認し、筋膜リリースを行う。

TLテストにて神経学的統合不全が認められるため、胸腰移行部及び仙腸関節の不具合を調整する。

その晩より寝つきが少し良くなったとのこと。

【2回目~7回目】

主に初回内容を繰り返し行う。

痛みもなるなり、よく寝れるようになる。

【8回目(ご卒業)】

日常生活にて不便は感じなくなる。

胸郭のみぞおち部に凹み認められため、

『胸郭のゆがみ及び可動性の現象が根本の原因です』とお話しし、継続来院を推す。

 

【追伸】

その後週1回のペースで通院頂き、2か月で胸郭のゆがみ及び可動性も改善されました。

なつぎ夙川整体の所見

説明画像

この方の場合、まず一見して姿勢の問題と判断できるほど肋骨のゆがみがありました。

先天的なものもあるのですが、幼少期から背中を丸めて過ごされることが多かったようです。

 

子供の頃は、喘息もお持ちであったとのことで、胸郭(肋骨含む)の可動性減少が様々な症状の原因と考えました。

 

肋骨の中には、生命維持に瞬発的にかかわる臓器、すなわち肺臓と心臓があります。

それだけに肋骨によって守られているのですが、半面、肋骨の動きが悪くなると臓器機能に悪影響を及ぼします。

成人してから姿勢を正すのでも遅くはありませんが、幼少期・成長期の年代のお子様にも今一度目を向けてあげてくださいね(^^)v

 

なつぎ夙川整体